2026/01/06
思想としての石積み

来間池ガーデンの現場では、小森造園さんによる石積み工事が進んでいます。
設計者からすると、この「石積み」という工事は、なかなか思い描いたようなものにはならない、非常に難しい工事だと思っていました。
ひとつひとつ様々な大きさや表情を持つ自然の石が相手なので、大まかな構造は描けても、図面に石積みの完成予想図を描くことは不可能で、思い通りにはいかない事の方が多い。いいなと思った石積みの写真を見せてイメージを共有したりしても、雰囲気は別物になってしまう。
否、そもそも自然物を相手に思い通りになると思う方が傲慢というものか…などと感じていたりもしたのですが、今回の小森さんの石積みを見ていて、そうではないと確信できました。
石積みに関しては、圧倒的に感性も含めた技術、思想が現代においては欠落しているのだ。
令和の時代に、こんな石積みに関われた事はうれしい。施主の室賀社長と小森造園の小森さんに感謝です。