2011/06/07
たまたまの積み重ね
信州大学工学部建築学科の3年生の設計製図課題の講評会に参加してきました。
課題は昨年に引き続き“コンヴァージョン「蔵春閣」”
城山に建つTHEモダニズム的な蔵春閣という建物に、
二十歳前後の学生さんはどんな未来を思い描くのだろう。
先ずはOpen-Aの馬場正尊さんの講義。
昨日のボンクラゼミナールでは触れられなかった、
馬場さんご自身のプライベートな話を交えつつ、
東京R不動産を始めるキッカケなどをお聞きしました。
簡単に言ってしまうと、たまたまの積み重ねが、
結構、人生の大きな転機に繋がっていましたという話。
(すいません要約し過ぎですが。)
そして、講義の次は優秀作20名の学生が自身の課題作品を発表。
今年は、なかなか楽しいアイデアがたくさんありました。
これからも些細なキッカケや思いつきを行動に移す勇気や、
一見、馬鹿ばかしいアイデアを現実に落とし込む力など、
社会に出てからでは抑圧されそうな能力を、
是非とも学生のうちに養って欲しいなと思います。
たまたまの積み重ねを起こすために、
できるだけたくさんの、たまたまに出会えるような能力を。