2024/02/20
GL工法
外壁がALCの建物の改修。
昔は断熱材なんてほとんど入れなかったし、ALCが多少断熱性能を持っているからなんてことを言っていた時代がありましたが、当然今どきの断熱性能には遠く及びません。
ということで、改装、改修して断熱性能を上げようとするのですが、当時はほとんどこのGL工法(ダンゴと呼ばれる接着剤でボードをALCに貼り付ける)なので、解体するとALCまで剝がれてしまいます。
結果、既存のボード上から重ねて施工しなければならなくなるので、室内空間がどんどん小さくなってしまいます。
建築は2,30年後の未来を想像しながら作らなければいけませんね。