内装制限緩和

猛暑の中、内装制限緩和告示内容に基づく離隔距離の範囲を計算する土曜の午後。

火気に該当する薪ストーブを設置する部屋や空間は「火気使用室」といいます。
火気使用室は、建築基準法や消防法の火災予防条例で内装に制限が加えられています。
内装制限という法律なのですが、そのままでは部屋全体に可燃物（例えば木材）が使えないので、告示に定める条件を満たすと、内装制限の範囲を小さくすることができます。
いわゆる緩和規定なのですが、その計算がめんどくさい。ただ、この検討で使う材料やデザインが大きく変わります。
法律を深く使いこなせば使いこなすほど、デザインの幅が広がることはよくあることで、建築デザインを学ぶ人は、法律をよく知る事が大事。めんどくさいけど。