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2011/07/13

本とホントになかよくなるほんのきっかけブックパッカー


ちょっと気になっなっていたけど、これまで行けなかったお店に行ってきました。
松本市のアルプスを一望できる里山辺にあるブックパッカーというアンテナサイトです。
小さなショップカードには、
本とホントになかよくなるほんのきっかけ ブックパッカー
ほんの集まり|ほんの相談|ほんの行事|どまのがっこう

と書いてあります。
ここでのシステムは、店主であるウチダゴウさんと会話をして、
その後、ウチダさんがバックヤードから数冊の本を持ってきて勧めてくれるというもの。
これまで、松本に行くついでに何回か立ち寄ってみたものの、いつもお店は閉まっていて、
今回で3度目の挑戦!(調べてから行けよっ!て感じですが。。)
今回は、ブックパッカーをよく利用しているという、さっこさんも一緒だったから安心です。
店内に入って、ウチダさんとご挨拶。
背が高い人だなあというのが第一印象。
言葉を交わすうちに、本よりもウチダさんに興味が湧く。
てっきり、「どんな本が好きですか」とか「普段はどんなジャンルを読むんですか?」とか、
自分のこれまで読んだ本に関する趣味趣向を、根掘り葉掘り聞かれるのかと思いきや、
ウチダさんのとの会話は、いつまでたっても、いたってふつーに友人と喫茶店で話をしている感じです。
会話の中から、ウチダさんはその人の興味を探っているのかもしれませんが、
探られているって感じは全く無い会話が延々と続きます。
そのうち、こちらがウチダさんの人間性に興味をもってしまくらい。
肩肘はらない、飄々とした語り口だけれども、
ひとつとして借りて来たような言葉は無くて、
何者でもないウチダゴウさん自身の言葉に引き込まれてしまいます。
そんなこんなで約3時間!の会話の後、
ウチダさんがバックヤードの本棚から持ってきてくれた本は、以下の3冊。
「噛み切れない想い」  鷲田清一 著
「海岸線の歴史」    松本健一 著
「ふらり。」       谷口ジロー 著
さすが!内容に興味はありつつも、普段だったら手にしなさそうな本を、
ウチダさんの絶妙なレビューを添えながら選んで頂きました。
いや、もはや本を借りることが目的だったことを忘れていました(笑)
楽しいお店を見つけましたっていうより、うれしい人に出会えました。

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