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2013/11/10

藤田九衛門商店 その2 躯体編

前回からのつづき。
早速リノベプランをもとに建物の解体工事が始まります。
この時点で詳細な図面がないのですから、解体工事を進めながら解体する部分を現場で即断していきます。
この、行き当たりばったり感(言葉は悪いですが)というかライブ感がCAMP不動産の面白いところ。
施主はドキドキだと思いますが。。。
特に木造一戸建てのリノベ工事は、解体してみて、はじめてわかることもあるので、状況に応じて構造や工法、施主の要望や使い勝手、デザインや工事費、時には大家さんやご近所との関係なんかも総合的に考慮して、その都度、最適最前と思われる工事を行っていきます。
例えば、壁の足元の「土台」という構造部材が傷んでいるだろうことは想像していましたが、程度と範囲は解体してみなければわかりませんでした。

それを、「土台」の状況を確認しながら解体して、本当に補強が必要な部分を現場で確定させていきます。

で、必要な範囲に「土台」を入れ替えました。
やってみなければわからないリノベ工事においては、想定されるリスクを最大限に見積もってしまうのが一般的だと思います。
しかし、CAMP不動産ではリスクの内容を見極めてから、その都度必要に応じた対処をしているので、無駄がありません。
このように、インスペクションとエンジニアリングの双方の能力を兼ね備えた専門家集団であるのがCAMP不動産の強みです。
そんなこんなで、藤田九衛門商店の場合も、建物が傾いていたり、土台が腐っていたり、あるはずの柱がなかったり、木造一戸建ての”リノベあるある”な問題点は一通り経験して、ひとまず躯体を使用可能な状態にしていきます。
次回は、いよいよ仕上げ工事編。

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