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2013/10/27

築120年のインテリジェンスビル!?


写真はアソビズムの大手さんに教えてもらったRaspberry Pi(ラズベリー・パイ)というパソコン!?
なんと、手のひらサイズで価格は約3,000円程度だというから驚きです。
ハードディスクやSSDの代わりにSDメモリーカードを利用し、ディスプレイへの出力はHDMIなどが使えます。
USBポートが付いていて、キーボードやマウスも接続できます。加えてLANにも接続できる!
目を輝かせながら話してくれる大手さんによると、ラズベリーパイの面白さは、自分が作った電子回路を自分が組んだプログラムで制御できるというところ!
ここまで聞いて、思い出しました。
小学生時代に夢中になった学研の電子ブロック!

35歳から45歳くらいの世代にとって、たまらなく懐かしい玩具です。
多くの人は、ラズベリーパイも電子ブロックも、何が面白いのかと思われるのかもしれませんが、電子回路を自分でつくり、自分でつくったプログラミングでそれが実際に動かせるってすごく魅力的なものです。
身の回りの電化製品が、どんどん複雑かつブラックボックス化していくなかで、仕組みが”見えない”ことが好奇心や探究力を希薄なものにしているとすれば、仕組みが見えることで、どうしたらつくれるのか、変えられるのか考えることができる。
しかも、低価格でちっちゃなラズベリーパイは、これまで考えてこなかったようなところにまでパソコンが組み込めるということ。
例えば、僕は築約120年の古い土蔵を事務所として使っていますが、ラズベリーパイを使えば、見てくれは古い土蔵そのままで、中身は最新のインテリジェンスビルにすることだってできるかもしれない。こういう技術の進歩って楽しいですね。

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