本プロジェクトは、設計・施工を一体的に発注・契約するDB方式(Design Buildデザインビルド)と指定管理者制度の組み合わせにより行われました。
設計監理:新日本設計、シーンデザイン 施工:千広建設 運営:エターナルストーリー がひとつのチームを作って、
行政と共にプロジェクトを進めるという、長野市では初めての公共建築の “つくりかた” でした。
■屋外デッキでつながる2つの棟
豊かな自然環境に囲まれた敷地において、建築構造、大きさ、素材について出来る限り周辺と調和のとれたものとしました。
そのために要求機能を大きく2つに分け、木造平屋建て分棟による施設構成として、
建物のヴォリュームを抑えながら屋外共用デッキで両棟をつなげ親しみやすいスケール感を持たせています。
■マルシェで買える地場産の食材を提供する「グローサラント棟」
グローサラントとは、食料雑貨や日用品を意味する「grocery(グロッサリー)」と「restaurant(レストラン)」を組み合わせた造語です。
マルシェで気になる食材を食べるという“体験”が提供できるような設備を整えました。
■森とつながる「アクティビティ棟」
周辺の自然環境を屋内に持ち込んだような、森とつながるアクティビティの提供を目指しました。
冒険遊び場を象徴したツリーハウスをテーマに、子供たちの好奇心を大切にして、子ども自身が「遊び」をつくる遊び場を提供したいと考えています。
構 造: | 木造 |
施 工: | 千広建設 株式会社 |
撮 影: | coji_n |