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2023/09/17

ラストスパート

10月末の奉納に向けて、長野美術専門学校サテライトキャンパスでは、学生たちによる大絵馬制作が進んでいます。
これは、建御名方富命彦別(タケミナカタトミノミコトヒコカミワケ)神社(通称 水内大社)の去年開催された御柱祭の様子を大絵馬に描いて奉納するプロジェクト。
12年前、武井神社の大絵馬奉納プロジェクトをしていた経験から、今回の水内大社の大絵馬プロジェクトの代表である小林玲子先生にお声掛けいただき、自分も裏方で協力しています。
前回の武井神社大絵馬との大きな違いは、一人のアーティストによる制作ではなく、大勢の学生が中心となり制作するという点にあります。

学生各々の個の能力を活かしながら、ひとつの目標に向かい、どう協働していけるかが大きなポイント。完成が楽しみです。

10月20日~23日までは、長野県立美術館のしなのギャラリーでお披露目、10月24日に、水内大社へ奉納の予定です。
また、地となる板(樹齢120年の杉材)や加工費、運搬費、額や金物等に掛かる経費、約150万円は、寄付に頼ってます。寄付者は絵馬の裏に明記される予定です。
これから何百年先も残るだろう大絵馬には、現在を生きた多くのまちの人の関わりを記したい。遠い遠い未来人が、この時代を羨むくらいに。

そんなことを妄想しながら、プロジェクトもラストスパート。学生さんがんばれー。

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