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2013/12/18

アソビズム長野ブランチプロジェクト その4

前回からのつづき
飯田館の2階、客室押入れの天井の一部から天井裏を覗くと、そこにはトラス構造の小屋組みがありました。
門前界隈の旅館や倉庫建築によく見かけるこの構造は、内部に柱がない大きな空間をつくることができます。
解体工事前の飯田館の2階は多くの小さな部屋に小分けにされていましたが、この小屋組みを確認できたので、壁を取り払い、執務室を大きな一つの空間にすることが可能だと判断できました。

あわせて、このトラス構造も空間を特徴付ける要素として是非見せたい!
ということで、天井を取り払い構造を露わにしちゃいました。
と、そこには何ともダイナミックな空間が出現。
空間の変容ぶりに、一同一気にテンションが上がります。
現場を見ながらトップライトやサイクルファンの最適な位置を検討できるのもリノベならでは。
光の入り方や、空気の流れなども、机の上で考えるのではなく、現物を見ながらだから間違いがありません。

屋根断熱と天井板を張って、部屋の奥まで陽が入り込む、とっても気持ちのいい天井のできあがり!

次回はCAMP不動産的OAフロア?編へとつづく

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