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2022/05/05

アルフォンスミュシャ展

GW中、帰省している娘が上田市立美術館サントミューゼで開催中のアルフォンスミュシャ展に行きたいと言うので、珍しく家族で美術館へ行ってきました。
日本人の美意識に親和性が高く人気のミュシャですが、どんな画家(イラストレーター)だったのかは詳しく知らなかったので、ミュシャを知るよい機会でした。
ミュシャがこだわり続けたのは、芸術至上主義ではなく、常に民衆と共に在ることを大切にした「商業デザイナー」であったことは、よく知られているところですが、あらためてその作品群をみると、構図だったり、文様だったり、モチーフだったり、模倣されることや真似される(若しくはし易い)ことをいとわない姿勢があるように思えました。

ミュシャ以降の挿絵やポスター、マンガに至るまで世界の多くの人に多大な影響を及ぼし、ミュシャ自身から離れてミュシャ的な絵が生産されていく様は、すごい事だと思う。
一人の作家が、後世にのこるスタイルや様式をつくりだしたという点において、いろいろ学ぶべきものが多い展覧会でした。

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