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2008/08/24

”食”と”住”

8/22はTOiGOで美谷島健さん主催のまちづくりミーティングに参加。講師は信州自然村代表の飯沼氏
8/23は塩尻の長野県林業センターで開かれた信州木造塾に参加。
この二つの講演を聞いて、たまたま“食”と“住”について同時に考えを巡らすこととなった。
僕らが設計で“住”を考える時、食堂や台所など“食”にまつわる事を考えることは当然の事だ。(“衣”についても同様である。)でもその時僕らは“食”の何について考えているだろうか。機能的に使えるキッチン。十分な収納。楽しく食事ができる雰囲気の食堂。料理がおいしそうに見える照明。等々・・・。
だけど、“日本の食糧自給率を上げるためには”とか、“どうしたら地産地消などの食生活改善運動に貢献できるか”といった視点から“住”を考えることはあまり無かった。
でも、一般の個人住宅で扱うには問題の対象が大きすぎると思える事柄も、一人ひとり個人が地球の環境問題を考える時代、全く無関係でもないだろう。
考えてみれば、いきなり地球の環境問題を個人住宅に持ち込むような話より、もっと身近な“食”から建築を考えてみた方が、案外“エコ”につながるような気もする。

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