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2021/06/20

演劇空間と新しい生活様式

昨日は、城山公園ふれあい広場で開催された劇団唐組の公演を観に行ってきました。
毎年この場所で行われていますが、昨年はコロナ禍で中止でしたので、2年振りの公演です。
感染症予防対策がとられ、検温、手指消毒、マスクの着用はもちろん、観客数の制限、土足のままの入場、テントは地面から1m位が捲し上げられて常時換気をして、それゆえ中に入っても外の明るさがうかがえるという状況。
紅テントという特別な空間が、新しい生活様式に引きずられ変容している。
演目は「ビニールの城」。
劇中の人と人との間にビニールの衝立を挟んで対話するシーンなどは、今の我々にとっては日常の風景として馴染んでいる。
役者さんの力量はほんとに素晴らしい。
でも紅テントには、もはや現実世界から虚構空間を切り取ることが難しくなった世界になってしまったのかもしれないと感じて、少し寂しい気持ちです。

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