2021/07/05
コロナ禍の建築士試験
昨日は、松本のキッセイ文化ホールで、2級建築士学科試験がありました。
建築士試験には、毎年、試験管理員として建築士会から派遣されてお手伝いに行っているのですが、キッセイ文化ホールで試験が行われるのは初めてです。
いつもは、信州大学や長野大学の講義室をお借りしていたのですが、新型コロナ感染予防のため、教育機関の施設が軒並み貸し出し禁止となる中での対応ということです。
大学や高校よりも賃料は高いだろうし、コロナ対策で部屋も小分けで、席も社会的距離を保つため一部屋の人数も制限しているので、試験管理員の人数も多くしなければならない。
加えて感染予防対策に取られる備品や時間も余計に掛かる。
去年よりも、対策方法は洗練されてきたとはいえ負担は大きい。
来週は一級建築士試験です。
東京オリンピック期間を避ける形で日程が前倒しになっているので、例年より3週間ほど早い期日。
こちらも、なかなか会場が決まらず苦慮していたようです。
毎年の試験でさえ、このバタバタと大変な準備と負担が強いられる様を見ていると、世界的なイベントをコロナ禍で開催するって、並大抵じゃないなぁとあらためて思います。
大丈夫かなぁ。