2009/03/07
ツリーハウス製作その1
いよいよツリーハウス製作が始まりました。
先ずは材料の荷降ろしです。
中村建築研究所の若林さんが、お寺の改築工事の際に出た厚板や建具を大量に持ってきてくれました。思った以上に立派な材料ばかり。早朝から準備してくれた若林さんありがとう。とにかく新しい材料は一切使わず、すべて捨てられてしまうはずの廃材を使うこと。木’Sにとっては、それが結構大事なコンセプトです。
早速建具は今回のツリーハウスに採用決定!
木’Sのツリーハウスは大雑把なイメージだけをみんなの頭の中に入れて、あとは今ある材料をその場で工夫してつくりあげることを方針としています。だからフレームを建具に合わせて作っちゃう。これも即興のものづくりの楽しさです。廃材だった両開きの窓は、何となくみんなのノリで、横にして跳ね上げ式の窓にしちゃいます。
フレームの上下は原田さんの提案で、最後に六角形にするためにあらかじめ斜めにカット。
大雑把で良いと言いながらも、その辺りはみんな一応建築のプロらしいこだわりです。
試行錯誤しながらも約1時間ほどでフレームが完成!
次は外壁にする板の貼り付け準備。
え~と釘どうしようか?といったところに出てきた錆びた釘。もう大工さんが錆びてしまって使わなくなった釘ですが、木’Sのツリーハウスにはぴったり。
外壁解体材から出てきた野地板に使われていた板を鎧(よろい)張りにしていきます。
古い野地板の色味が良い味を出しています。
壁一丁あがり!作業時間は、ここまで約2時間。
つくりながら反省して改良して実践してるので、次はもっとスピーディーかつ更にカッコよくつくれそう。
今後この様な壁パネルをあと5枚(合計6枚)つくる予定です。