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2023/09/16

図面も大切な不動産価値

全面改装のための既存調査。既存図面はありません。
木造ではあるけれど、大壁なので、柱や筋違がどこにあるのかは目視ではわかりません。
とりあえず実測してみて、図面を起します。
そうすると、おそらく梁や柱を入れているだろうなと予想できる箇所が分かってきます。
そこから、改装案を重ね合わせながら、壊せそうな壁を見つけ、案を修正していきます。
改装案と整合させるうえで、どうしても調査しなければならなそうな部分を特定して、次回は部分的な破壊調査です。
といった具合に、既存建物の状態ひとつで、既存図面の有無で、リノベはとても手間がかかり、尚且つたくさんの経験がないと、適切な提案すらできません。
だから図面は不動産の資産価値を高める重要なものなのです。
みなさん建物の図面は大切にしてほしいな。

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