鉄の茶室

事務所の目の前、新小路ホールで開催されている「鉄の彫刻の青木野枝と陶芸の内田鋼一との二人展」に行ってきました。
会期は先月の5/22からだったのですが、事務所からあまりにも近くだったので、ついつい行きそびれていたのでした。
青木野枝さんの「茶室」は、溶断した鉄の円環を空中でつなぎ合わせて空間を規定した茶室風の立体作品。溶断した鉄は荒々しく重たい素材にもかかわらず、泡のような軽やかさを伴い、新小路ホールの展示空間自体の質も変えてしまっているところが、とても建築的で興味深い作品でした。

展示は6月9日（日）まで、東町の新小路ホールで開催しています。