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2020/05/04

沈下橋

例年ならば、ゴールデンウィーク前後には四国へお遍路に行くことが恒例となっていました。
もちろん、今年は緊急事態宣言下で県境を跨いだ移動を自粛する中、お遍路に行くことはできませんでしたが、一年に一度、何も考えずひたすら歩いて、美味しいごはんとお酒を頂いて、寝る、というお遍路は、一年の中で楽しい行事のひとつです。
歩いているときに先を見ると、まだあんなに遠いのかと感じるのですが、ふと振り返ってみると、結構長い距離を歩いてきたなと実感できる。
小さな一歩でも、歩き始めなければ、ここへは到達できなかったという思いが、お遍路をしている最中はたくさんあるのです。
でも、それは“道”があってのこと。
写真は徳島の沈下橋。洪水時には、その名の通り川に沈んでしまう橋です。
自然が荒ぶるときには“道”自体が無くなります。そんな時もあるさと来年に思いを馳せよう。

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