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2020/01/29

総合的な計画と判断

松代のある施設からの依頼で、現地調査確認を行ってきました。
古い建物をリニューアルして運営しているものの、対処療法的なつぎはぎの設備や、用途に相応しくない動線計画などの不具合を、今後解消しながら、安全を担保しつつ無駄を削減し健全な経営を目指そうというもので、先ずは避難階段の設置工事から手を付けることになりました。
見た目だけきれいにするリニューアルだと、結果ランニングコストが大きく掛かる建物になることが多く、また法規制を蔑ろにした工事をしてしまうと、これも結局、あとでお金がかかる工事をせざるを得なくなります。
大型の物件の改修やリノベが多くなってきている昨今、これまでにも増して、古い建物のリノベには、デザインの他に、法規的、技術的、経営的な、かなり総合的な計画と判断が必要となってきそうです。

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