木造コインランドリー

コインランドリーは、内部が外から見えやすい構造になっていることが、条例で求められています。
まちなかによくある鉄骨造のプレハブやRC造マンションの一階等にテナントとして入っているコインランドリーは、前面に構造柱が少なく、大きな開口が取りやすいですが、今回のように木造とした場合、柱や耐力壁をどのように見せるかで、全体の印象が大きく変わってきます。
今回は、木造であっても、やぼったいサッシを付けたくなかったので、極力構造柱を認識させないような開口部の納まりにしました。
柱幅と窓枠面にポケットをつくって、ガラスを納めています。
地味なこだわりですが、このおかげでずいぶん軽やかな印象になったと思います。