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2020/06/14

シーリングファン

天井が高い空間を設計するときは、施設でも住宅でもシーリングファンを取り入れることが多いです。
もちろん、空調の効率を上げるための設備としての意味合いが大きいのですが、意匠的にも重要なアイテムだと思っています。
それは、本来動かない建築の中に“動く”ものを効果的に配置することによって、時間の流れや、人の気配を感じる豊かで優しい空間になると思うからです。
きっちりキレイ過ぎる隙の無い空間は、居るだけで緊張して疲れてしまう。
シーリングファン、薪ストーブの炎、風に揺れるカーテンや観葉植物の葉など、実は主役級に大切な要素なのだと思う。

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