2020/01/31
シーンデザイン
シーンデザインという言葉は、主に映画や舞台、アニメーションの制作現場で使われている言葉です。
映像上の要素としての最低単位が「カット」なのに対して、「シーン」とは表現としての最小限の意味が伝えられるひとかたまりにあたります。
建築パースは「カット」になりがちだけど、ものづくりの現場で必要なのは、実はどんな「シーン」を思い描き、それをクライアントや関わる人たちと共有できるかが大切だと思っています。
図法通り正確にパースを描くことが評価されがちな大学の建築パースですが、クリエイターとして必要なのはアニメにおける「美術設定」のような要素なのかもしれません。
物語(ストーリー)につながるシーンを、伝え、現実の世界につくりだすためのツールとしての手書きパースについて、講演できればと思います。
「建築パース講演会」
■会 期:2020年2月8日(土)
■時 間:13:30~16:00
■会 場:信州大学 松本キャンパス全学教育機構1階13番教室
■持参品:スケッチブック(画用紙)、芯の柔らかい鉛筆をご持参ください。
■申 込:氏名・所属をメールでお知らせください。
■申込先:信州大学工学部建築学科 佐倉弘祐
tel:026-269-5346
E-mail:kosuke_sakura@shinshu-u.ac.jp
■参加費:無料
■定 員:約20名(先着順)
■申込期限:2020年2月5日(水)18:00まで