2020/02/22
現れてきた影響
3月3~6日まで開催予定だった建材展の中止が、昨日発表されました。
20万人規模のイベントですから、このタイミングでの発表は遅いくらいだと思いますが、ここまで大変な苦労をされて準備してきた方々にとっては、難しい決断だったのでしょう。
また、中国の工場からの部品の供給が無い現在、複数の住設メーカーが、一部商品の新規受注を停止するなど、建設業界にも新型肺炎の影響が目に見えて現れてきました。
建築は、ひとつのプロジェクトの期間が長いので、先が見えない状況でスケジュールを立てることが困難ですし、現在進んでいる案件も、これからどんどん遅れる可能性が大きい。
税制や融資の関係、または公共事業などのスケジュールありきで進んでいる案件に関しては、今後救済処置などはあるのだろうか。
いづれにしても、ますます厳しい社会になっていきそうです。