2018/09/18
断熱のすすめ
今日の現場。
篠ノ井二ツ柳で施工中の住宅の断熱工事の様子です。
シーンデザインでは、屋根(天井)に厚さ300㎜以上(できれば400㎜)のグラスウールを充填することを基本スペックとしています。
とかく断熱は、冬、暖かくするために・・・と考えがちですが、屋根に十分な断熱を施すと、夏、屋根に降り注ぐ日射による熱を家の中に入れないという役割もあるのです。
今年は猛暑で、エアコンが飛ぶように売れたようですが、そもそも外の熱をどんどん家の中に蓄えてしまうような住宅では、エアコンを切ったとたんにすぐに暑くなってしまします。
長野は寒暖の差が激しく、冬はとても寒いのに、断熱が貧弱な住宅がとても多いのが現状です。
北海道から嫁いできたお嫁さんが、長野の冬が寒くて実家に帰ってしまったなんていう笑い話があるくらい、これまで長野の人は断熱について無頓着でした。加えて今年のような猛暑が長野でも頻繁にやってくるのだとしたら、省エネ家電を検討する前に、家の断熱を見直してみましょう。なにより断熱は故障しないし、電気がなくても性能を保ち続けます。確かにエアコンに比べれば、費用は掛かりますが、長い目で見れば、メリットがたくさん。おすすめです。