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2018/10/22

表の顔と裏の顔

建物の表の顔と裏の顔。一つの建物で異素材の外壁が違和感なくまとめられたら成功です。
特に建物の外壁は、素材や工法によってコストに巾がある部位。中でも自然素材は高めのコストが掛かります。
そんな時、普段人目にあまり触れない場所は、がんばって高い仕上げ材を採用しなくても良いと思っています。
表も裏も完璧でスキが無いよりも、場所によって、いろいろな表情を持っていた方が楽しい。

写真は、飯綱の南インド料理店「Monmarushime」の表と裏。表は漆喰壁や板張り壁ですが、裏はガルバリウム鋼板波板張りを採用しました。

見えないところに見栄を張ることよりも、異なる素材を、いともすずしく同一環境の中に併存させてしまうことに注力してみることは、案外、前向きで豊かな考え方だと思います。

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