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2018/12/10

リノベが”一時しのぎ”にならないために

三輪の家リノベ工事の天井下地の様子です。
天井裏はこれからグラスウール(断熱材)が厚く吹き込まれますが、ダウンライト等、天井裏に納まる設備廻りの気密性を確保するためにあらかじめ合板で作った箱を仕込んでおきます。
これによって天井面の気密フィルムも隙間なく施工できるというわけです。
住宅の性能や施工の考え方は、ここ20年位でかなり変わってきました。
見えない部分の工夫が随所にあります。
今では常識的な施工も、二十数年前は実践する現場はほとんどなかったものもあります。

ですから、古いストックを古い考え方でリノベするのではなく、古いストックを現代の技術でリノベする必要があると思います。見た目だけ目新しいリノベでは、本質的には古いままあまり変わっていません。
リノベーションが、単なる”一時しのぎ”にならないようにしたいものです。

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