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2018/11/05

中間領域を取り入れよう

今日の現場。

八重原の家は全面トップライトのインナーデッキがあります。雨の日でも洗濯物が干せる、三方を壁で囲われたガラス屋根付きのデッキテラスです。こうした内部と外部の中間的な領域は“縁側”など日本家屋でもよく見られますが、ここでは半戸外の部屋のような設えにしました。
縁側が水平に抜ける解放感ならば、このインナーデッキは縦に抜ける気持ちよさがあります。秋の澄み渡る空気が心地よく感じられる内部とはまた違う「居心地」のよさ。

とかく断熱性能を上げると、内外を分ける境界がはっきり分けてしてしまいがちですか、そんな場合でも、建築には積極的に曖昧な領域を取り入れていけたらと思います。

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