2018/10/03
木部塗装
今日の現場。
杉板の軒天がきれいに拭きあがりました。節有材ですが、落ち着いた、適度に明るい色に仕上がったと思います。
木部の色決めは、いまだにどの現場に行っても悩んでしまいます。
木の種類や状態、下地処理の仕方や塗料の種類、塗り重ねや拭き取りのタイミング、当然職人の腕によっても大きく変わる木部塗装。もちろんそこに、“施主の好み”というファクターも加わって、幾つもサンプルをつくってもらい、また悩むの繰り返し。この軒天の色も、昼間の打ち合わせで決めておきながら、夜中にいろいろな事に思いを巡らせ、考え直し、翌日変更してもらった色。でも、その甲斐あって、お施主さんからは「いい色になりましたね」というお言葉をいただきました。
これで、週末の悪天候に備えて足場がばらせます。