八重原の家上棟

今日の現場。

八重原の家が上棟しました。どこを向いても抜群のロケーションの敷地において、どんな配置計画とするかが大きなテーマのひとつでした。考えた末、建物の一部を45度振って、角2方向を開口部にすることで、広がる景色を室内に取り込もうと試みています。
屋根勾配は同じなので、見た目はシンプルに見えますが、屋根同士がぶつかるところは、かなり難しい取り合いで、図面ではなかなか理解しにくい納まりになっています。それでも、地元の大工さんと一緒に悩みながら、全て手刻みで組み上げました。大工さん曰く、心配で夜も眠れなかったとのこと。私たちの仕事は、ほんとに、こういう職人さんに支えられています。感謝。