2018/10/11
そとはみんなのもの
長野県庁の西には、長野市民にとってシンボル的な存在の旭山があります。旭山は標高785mの、長野県庁裏にそびえる、きれいな三角形をした山です。
そんな旭山を背後にもつ敷地に立った時、もうこの屋根しか思い浮かびませんでした。
この屋根だけでも、ここに建つ意味が建物に与えられる。そんな感じがしました。
景観を取込む、または景観に配慮しながら外観を整えていく。建築に携わる者だけでなく、すべてのひとがその大切さを感じてくれれば、街並みは格段に美しく、楽しくなります。
「そとはみんなのもの」なのだから。
建物の用途は整骨院。旭山と共に地域のシンボルとして親しまれる存在になって欲しいと思います。