2018/12/24
天窓再考
今日の現場。
三輪の家リノベ工事は、断熱気密工事が終わり、床フローリング張りも完了し、枠廻りやボード張り工事に工程が移ってきました。
写真は天井に穿たれたトップライト廻り。かつてはデメリットも多かったトップライトですが、最近は性能や信頼性も格段に上がっています。
そんなトップライトの進化もあって、新築、リノベに関わらず、トップライトを採用することが多いです。そのかわり、通常の壁の窓は少なくする傾向です。開口部から逃げる熱は、家全体の熱損失の半分以上。サッシ性能を上げる事も対策のひとつですが、小さな開口でも沢山の明かりを取り入れることができるトップライトは、全体とすればコストダウンにつながると思います。その他にもドラフトによる自然換気を促すという効果も期待できるので、夏の冷房を極力抑えられるといった意味もあります。
さて、北向きの屋根に取り付けられた三輪の家のトップライトは、小さいですが、きっと朝方の光を多く取り入れられそうな位置に納まりました。季節や時間帯によって印象的な光を演出できるのもトップライトの良さ。どんなシーンをみせてくれるか楽しみです。