遍路ころがし

第十二番札所 摩盧山正寿院 焼山寺への道は、“遍路ころがし”と呼ばれる難所です。
入口のへんろ道看板には「健脚5時間、平均6時間、弱足8時間」と書いてあります。
それを見ただけで弱気になっちゃいますが、登り始めたら仕方がない、頑張りました。
登れど登れど先が見えない山道は、なかなかしんどかったです。写真は途中の一本杉庵に立つお大師様の像。
いつもは、お寺にいる、お大師様の像を見て、ちょっとほっとしたのもつかの間、ここからが本番。
ここまでだけでもつらいですが、ここから高低差300ｍを急な下り坂を下り、高低差300ｍの急な上り坂を登るという最大の難所が待ち受けていました。
それでも、その後なんとか焼山寺までたどり着くことができたので、今回のお遍路の大きな山場を越えて一安心です。