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2018/09/28

屋根裏の役割

今日の現場。

リノベ解体中の屋根裏から出てきたスキー板とストック。木製の年代ものです。

古い建物の屋根裏には、実に様々なものが収められています。

自在鍵、一枚板、昔の農機具、弓 等々。スキー板も、屋根裏から見つかる、あるあるアイテムのひとつ。たいていが、長さが長い品物ばかり。そして、どれも一旦屋根裏に上げてしまえば、もう二度と取りに行けそうもない場所に鎮座しています。いや、むしろどうやってこんな長いものを屋根裏に入れたのか不思議なくらい。断熱などほとんどない、夏は暑く冬は寒く、埃だらけの劣悪な環境の屋根裏。はなから、大事なものをしまう場所にはなり得ないことは明白です。

今後一切使う事が無い不要なもの。でも、どうしても捨てることはできないものの行き場が屋根裏なのです。単なる小屋裏収納という言葉では言い表せない、住人の心の安寧を図るための機能が屋根裏という空間にはあるのかもしれません。

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