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2018/11/03

敷地の場所性と向き合う事

シーンデザインの設計では、輻射冷暖房機器を採用することが多々あります。

その快適性やメリット、空調の考え方については、またの機会に説明するとして、今日はその輻射冷暖房ラジエターメーカーのピーエス株式会社が主催する研究会に軽井沢まで行ってきました。

軽井沢といえば日本を代表する避暑地ですが、一年中通して湿度が高く、冬の寒さは厳しい環境でもあります。にもかかわらず、最近でも寒冷地における建築としての配慮があまりない建物が多く問題も多いとのこと。

結局、〝使えない〟建物が増えてしまうことにつながっているようです。もったいないことです。

そんな建物の断熱改修と温熱環境の整備ができたら、軽井沢という立地からその建物の価値はとても高くなるのではないかと思います。

長野県の中の東京だといわれる軽井沢。でも建築は建つ場所から逃れられないのだから、敷地の場所性と向き合う事は大切な事。あらためて、認識させていただきました。

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