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2022/02/20

森の駅建物概要

飯綱高原交流拠点施設等整備工事の公募型プロポーザルが行われたのが令和元年12月。
長野市初の設計・施工・運営を一体的に発注する方式だったということも注目されたプロポーザルでした。
それから3年。たくさんの人の協力を得ながら、この春「森の駅Daizahousi」として、ようやく完成を迎えます。
これまでは断片的な情報しかお伝えしていませんでしたので、プロポーザル時の提案を元に、施設全体の建物概要を紹介しようと思います。

◇屋外デッキでつながる2つの棟
豊かな自然環境に囲まれた敷地において、建築構造、大きさ、素材について出来る限り周辺と調和のとれたものとしました。
そのために要求機能を大きく2つに分け、木造平屋建て分棟による施設構成として、建物のヴォリュームを抑えながら屋外共用デッキで両棟をつなげ親しみやすいスケール感を持たせています。

 ◇買った食材をその場で料理に!「グローサラント棟」
グローサラントとは、食料雑貨や日用品を意味する「grocery(グロッサリー)」と「restaurant(レストラン)」を組み合わせた造語です。
気になる食材をその場で調理してもらい、食べるという“体験”が提供できるような設備を整えます。

◇森とつながる「アクティビティ棟」
周辺の自然環境を屋内に持ち込んだような、森とつながるアクティビティの提供を目指しました。
冒険遊び場を象徴したツリーハウスをテーマに、子供たちの好奇心を大切にして、子ども自身が「遊び」をつくる遊び場を提供したいと考えています。

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