2022/05/20
オイルタンク清掃
今日の現場。
オイルタンクの清掃作業をはじめて間近で見させていただきました。
対象のオイルタンクは竣工から26年間、一度も開ける事も、清掃することも無かったという代物。
専門の清掃業者さんに、マンホールの蓋を開ける所から見学させていただきましたが、業者さんがつくったオリジナルの器具を巧みに使い、なんとか蓋を開ける工程は、開いた瞬間、拍手が沸き起こるくらい大変そうな作業でした。
中の様子はというと、タンクの底には錆が溜まり、長年の結露水もかなりの量が溜まっていました。
送油管の付近の錆は薄く、廻りほど厚く多量に溜まっていたので、おそらく大量の錆や、溜まった水を吸い込んでいたのだなと推測できます。
法律では設置から40年を経過したタンクには、内部のコーティングが義務付けられていますが、40年と言わず、早めに処置した方が、他の設備の故障の原因にならなくて済むので、事業者さんには、メンテに適正なコストが掛かることを、ちゃんと理解してほしいなと思います。