建築パトロール

今日は、令和4年度違反建築防止週間における公開建築パトロールに、建築士会から派遣の建築指導員としてパトロールに参加してきました。
2回/年のペースで行われる建築パトロールですが、参加するのは数年振りです。

建築パトロールとは、現在建築中の現場において、確認表示の有無や明らかな団規定違反の有無を調査するもの。
途中、パトロールの様子をメディアに取材を受けながら、2人一組3班に分かれて、35件の建築現場を見て回りました。
普段の仕事では、古い建物や中古物件の改築や増築の相談を受けますが、手続き違反や違反建築物であることが非常に多い。違反建築は活用の巾が狭いので資産価値がとても低くなります。
竣工したその時をやり過ごしても、不動産は何十年も長い期間使われるものなので、必ず遠い将来後悔します。
だから遵法性にはクライアントとしても関心を持っていただきたいなと思います。