2022/02/26
公共工事の可視化
「飯綱高原交流拠点施設等整備工事」 施設名『森の駅Daizahoushi』の工事現場で働く職人さんが、次々と描かれる智也さんの仮囲いアート企画。
先日、アーティストの智也さんから、ようやく描き終えたとの報告を受けました。
描かれた人は300人を超える大作です。智也さんご苦労様でした。
ひとつの建物をつくるために、どれだけ多くの 人 が、どんな思いと役割を担い、関わっていたのか、たくさんの人に伝えること。
そして、建設に関わり、つくる側も、自身の役割を果たすべく自覚を持って取り組むこと。
長野市型のPFI事業として、つくる側も使う側も、みんなの顔が見える建築にしたい。
いつのまにか、知らないところで、知らない人によってつくられた建築に、すぐに親しみを持ってもらう事は難しいと思う。
公共工事の可視化がもたらす効果を定量化することは難しいですが、このプロジェクトがこれからの新しい公共建築の “つくりかた” の一助になったら素敵だなと思います。