2022/03/30
集合写真
今日は、飯綱高原交流拠点施設等整備工事『森の駅Daizahoushi』の取扱い説明会。
おそらくプロジェクト関係者が一同に集まる機会は、これが最後だということで、記念に智也さんの仮囲いアートの前で、集合写真を撮りました。(撮影:KICHI太田さん)
敷地に、建物の地縄を張って、みんなで確認したのが、ちょうど1年前の今頃。
行政、設計、施工、運営が一体となって進めてきたプロジェクトは、
この1年を掛けてよいチームワークがとれるように成長したと思います。
ある課題解決に向けて、行政、設計、施工、運営の4者が、各々の立場において、どんな役割や責任が生じ得るのかを、お互いに理解し合う事が大事だと思っています。
しかし、旧態依然とした現場では、上記4者が自分の外側に責任を追いやる事で課題が解決したと思い込んでしまう場面に時々遭遇します。
でもそれは、同じプロジェクト内で、誰かの負担が誰かに移動しただけ。
本質的な解決はなされないまま、ストレスだけが現場に積もっていく。
そのストレスは、現実の建物に如実に現れてきます。
各々の役割や立場の中で、できることとできないことは、もちろんありますが、自分以外の役割や立場については、「我関せず」という態度をできる限り排除する。
それが、この現場に監理者の一翼を担う事となった私の最大のテーマでした。
さて、そんな試みはうまくいったのだろうか。
先ずは、つくる側が笑顔でなければ、その先に笑顔は生まれないと思う。
工事の締めくくりとして、いい写真が撮れました。
この先も、笑顔が溢れる場所に育っていって欲しいなと願っています。