名建築で昼食を～大阪編～

「名建築で昼食を」大阪編が始まりました。
大阪編第1話は、渡辺節設計、昭和6年竣工の綿業会館でした。
関西の建築は、あまり馴染みが無いので、嬉しいです。
各部屋のスタイルが、世界の様々な様式を取り入れているのは、世界各国の来賓や、会員の好みに応じて、好きな部屋を選んでもらいたいという設計者の配慮だそうですが、一つの建物として違和感なくまとまっているので不思議。

綿業会館のHPによれば、デザインの面だけでなく、設備面でも将来の本格的な空調に対応できるような設計がなされていたということで、設計者の未来への眼差しのありようにとても共感しました。