仕事が楽しく、能率も上がるオフィス

最近、依頼される設計の傾向として、事務所やワークスペース、打合せスペース等のデザインが多くなってきています。
いままでは、住居系以外では、カフェや飲食店、物販店舗などの商空間がほとんどでしたので、注目すべき傾向だと思います。
コロナ禍を経て、働く場所のあり方を多くの人が考えるようになったという事なのかもしれません。
実は、自分の大学院での修士論文と修士設計は、“遊びの研究”と“オフィスの設計”でした。
遊びが持つ積極的な行動、または思考を誘発させるちからを、（知的）生産の場（例えばオフィス空間）に取り入れるにはどうしたらよいか…ということがテーマでした。
二十数年前に考えていた事を、現実にできる環境にいることがうれしい。
これからも、たくさんの「仕事が楽しく、能率も上がるオフィス」を提案していきたいと思う。