2019/11/06
びしゃん
今日の現場。
下駒沢の現場は、内部がほぼ決まりがついてきて、外部の工事を進めています。
写真は、アプローチに敷かれたカラーコンクリートの表面をビシャンで仕上げているところ。ビシャンとは、石材やコンクリートの表面を加工する時に使う鉄槌です。
名前の由来は、英語名のBush Hammerが、「ぶっしゅはんまー」→「びゅしゅはん」→「びしゃん」となったとかなんとか。ほんとかどうかはわかりませんが、とにかくひたすら叩いて表情をつくっていくわけですから大変な作業です。
最近は電動のものも存在しますが、ここでは、よりきれいに細かな表情になるようにと、職人自ら、丁寧に手叩きによる施工を選択してくださいました。
滑り止めという機能もありますが、無表情で冷たい雰囲気になってしまいがちなコンクリートが、とても表情豊かに暖かみさえ感じるテクスチャーになったと思います。