2019/04/10
韮崎視察03
アメリカヤビルは、韮崎中央商店街のシンボルとして、長い間地域に愛され続けてきましたが、ビルオーナーの死去とともに、その歴史に幕を下ろしていました。
それから15年間、ほぼ放置された状況だったそうです。
そんな状況を見てきたIROHA CRAFTの千葉さんは、いつかこのビルを再生したいと目をつけていたそうで、ことあるごとに想いを語っていたら、ご縁ができて実際に借りられることに。
そして、2018年4月にリノベ工事を経て9つのテナントブースと広いコミュニティースペースで構成された複合施設として復活しました。
放置された空きビルを、ここまで再生するのは、なかなか大変なご苦労があったと思いますが、自分の慣れ親しんだまちに対する想いの強さが根底にあるリノベは、見ていて気持ちがよい。
今後は、アメリカヤからすぐ近くの木造長屋や他のビルのリノベを構想中とのこと。
自らの都合のみではなく、常にまちのなかで果たすべき役割を考えながら各々の機能を再編しようとしていることが窺えて、これから韮崎は大注目のリノベスポットになりそうです。