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2021/02/18

西光寺見学

進行中のプロジェクトの参考に、高田の西光寺さんを見学させていただく機会をいただきました。

木造本堂の基壇は半地下の鉄筋コンクリート造の講堂だったり、敷地奥には洗練されたデザインの門徒会館があったりと、意外と近代的なお寺だった事をはじめて知りました。
大通りから遠目に見える本堂の形からは想像できない建築がそこにはありました。
立派な建築も、巧みに目立ち過ぎないようにして、あくまでお寺の木造本堂が前面にでるような西光寺さんの配置計画と建物のボリューム計画は見事です。

写真は本堂欄間に施された七宝紋。

七宝とは仏教用語で「金、銀、水晶、瑠璃(るり)、瑪瑙(めのう)、珊瑚、しゃこ」の七つの宝のことであるらしい。
この形がなぜ七宝なのか分からないが、小さなデザインが大きなスケールにつながる様はマンダラの図像に似ています。

仏教では形というものはもともと存在しない。
そしてマンダラとは、自分の心の中に無限に広がるひとつの場を示すものであり、魂という小宇宙の秩序をあらわしています。

七宝にたとえられたこの紋様が意味するのは、本当に素晴らしいものは煌びやかな宝石ではなく心の中にあるという世界観なのかもしれない。

 

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