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2021/07/31

大規模アトリエ

国立競技場の設計でも有名な隈研吾建築都市設計事務所。
日経アーキで特集されていて初めて知ったのですが、300人以上も所員を抱えるアトリエ事務所なのですね。アトリエというと小規模なイメージだけど、国家プロジェクトや海外プロジェクトを次々と手掛けている事務所なので、当然といえば当然か。
ちなみに、建築設計事務所で言うアトリエ事務所とは、ひとりの建築家を中心とした建築設計事務所を指し、組織系建築設計事務所と比較されます。
自分が、前事務所でよく所長に言われていたのが、「アトリエ事務所は30人まで」という言葉で、それ以上の人数になると、仕事のすべてに目が行き届かず、建築家の個性や理念を反映させる設計にならないという理由でした。
それが10倍の300人なのですから、事務所運営はさぞかし大変だろうなと思います。
この日本建築界では未踏のアトリエ事務所大規模化は、今後どんな成長をしていくのか注目です。

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