建物の性格を知る

だいたい築40年ぐらいの宿泊施設だと、こんなボリューム。

建物の改装を頼まれると、先ずやることはその建物の事をよく知る事。
建物の現状を調査する事も大事ですが、長い歴史の中で重ねてきた増改築の履歴を調べるのも重要な事柄です。
図面が残っていれば、年代ごと全てに目を通し、図面が無ければ現場に残る増改築の痕跡やヒヤリングから類推していきます。

なかなか骨の折れる作業ですが、この建物とお付き合いしていくには、建物の性格や経験を知っておく必要があるから、やめられない。
3月前半は、こんなボリュームの物件が3つ。
おなかいっぱいです。