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2021/05/06

大工さんとツリーハウス

やっぱ、大工さんがつくるとかっこいいなぁ。
子供たちが、ここで何を見て、どんな事に興味を持って、どんな行動をとるだろうかと、大工さんと一緒になって想像しながらアドリブで細かな寸法や納まりを考えていく。
設計図は大まかな方向性を示すだけ。
大切なのは作り手が、何を思いながら作るのか、ということ。
ここで言う作り手とは、設計図を描く人ではなくて、大工さん。
現場における設計者の役割は、大工さんに対してアドリブを引き出し、全体のバランスと統一感を持って実現できる可能性を高める事。
設計者は設計図通りに施工させることが最大の目的になってしまうと、得てして愛のないものが出来上がると思っています。
なかなか現代の建設のプロセスでは実現しがたい進め方ではあるけれど、いろいろな制約から自由なツリーハウスだからできること。
完成が楽しみです。

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