2021/06/14
表面化してきた変化
ちょうど、一昨日、毛布等を洗濯しに利用した「ブランコインランドリー」
シーンデザインで設計をさせていただき、長野市石渡に去年6月にオープンしました。
設計していた時は、広すぎたかな(経済設計という意味で)と思った寸法でしたが、広々とした店内がコロナ禍において好評な様で、本日、2店舗目を構想中という相談を受けました。それは、よかった。
一方、3年前にリニューアルオープンしたパン屋さんの店内につくったイートインスペースが、その後の消費税増税に伴う軽減税率の対象の有無の要因になったり、コロナ禍でイートインを使うお客様が激減したりしたので、イートインスペースを売り場に改装したいという相談を受けました。それは、悩みどころですね。
どちらも、ここ最近の社会や環境、人々の行動様式の急激な変化から、これまでのビルディングタイプによる紋切り型のプランや寸法を変えざるを得なくなってきているという実情が見て取れます。
なかなか未来予測は難しいですが、この事例に限らず、これまでとは全く違う世界が見えそうで、前向きに捉えると、わくわくします。
あとは、法律や条例等が、この社会の急激な変化についてきて欲しいと願うばかりです。