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2021/07/27

カラマツ羽目板

進行中のプロジェクトの外壁、内壁に採用予定のカラマツ羽目板の製品検査のために、佐久市にある製材会社の青木屋さんへ行ってきました。
通常カラマツは、ねじれや節の多さから建材として使い難い樹種なのですが、今回は高熱乾燥加工処理という特殊な工法を用いて、耐久性を上げると同時に乾燥による狂いも抑えています。
ただ、節の多さは変わらないので、実際に材料を見て、節の多さや大きさ等の“程度”を確認するのが本日の検査の目的です。
さて、製品は予想通り“節”が多いのですが、これも想定内。
通常だとはねてしまうような節の多い羽目板でも、それがカラマツの個性なのだから今回は積極的に使っていきたい。耐久性、安全性に大きな問題が無ければ、意匠上はほぼOK。
デザインとしても、節の多さを弱点とせず、むしろカラマツ特有の魅力として表現できればと思います。

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