2021/08/01
森の駅
「飯綱高原交流拠点施設等整備工事」の施設名称が『森の駅』に決定しました。
周辺キャンプ場エリアは『Nagano Forest Village』に決定。
ようやく名称が決まったところで、来年のオープンに向けて、少しずつ施設の紹介をしていこうと思います。
さて、プロジェクトの外構計画は、出来るだけその土地にもともとあった植生を再現することをコンセプトとしています。
そのため、建設現場で鋤取らなくてはいけない表土を別の土地へ運んで処分するのではなく、わざわざ保管して、施設外構に再利用する予定です。
そうすると、その土の中にある植物の種子が芽を出し、周辺環境に馴染み易いというわけです。
写真は、春先にサンプルとして鋤取った土から芽を出した植物たち。
外構設計のパートナー「ユニットタネ」さんが、自宅で育ててくださっています。
おそらく、建物竣工時(来年4月)には、殺風景な外構になると思いますが、夏には多種多様で森と繋がる外構になるはず。
竣工時が”完成”ではなくて、運営者や利用者と共に環境を一緒に育てていくイメージです。
どんな植物が生えてくるか図面では書き表せない、予定調和的な外構計画ではないところが、楽しみでもあります。